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Channel: 田舎の自称美しきセレぶぅ妻
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[転載]印税全額義援金へ「僕はしゃべるために ここ(被災地)へ来た。」 フジテレビアナウンサー笠井信輔

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テレビでは語り尽くせない、テレビでは話せない、悩みや葛藤も含めて被災地の真実と、
報道人の本音をつづった「僕はしゃべるために ここ(被災地)へ来た」
10月28日(金)に発売

ここからは、笠井さんのメッセージです・・・・・

こんにちは、フジテレビアナウンサー「とくダネ!」司会の笠井信輔です。
この度、自ら執筆して産経新聞出版から本を出版致しました。

【僕は しゃべるために ここ(被災地)へ来た】

世にほとんど出ていない、現地取材者がつづる「被災地取材・被災地体験本」です。

私は、東日本大震災発生から、この半年で1カ月に渡り被災地での取材をくり返してきました。
特に最初の2週間の壮絶な震災取材体験は生涯忘れることができません。

テレビでは語り尽くせないものがありました。
そして、テレビでは話せないことが、実に沢山ありました。
そこで、本を書くことにしたのです。

目の前で発見される遺体、私の前で泣き崩れるご家族、その瞬間、私はどうすればよかったのか?

避難所で、おばあちゃんが「水がないの」とインタビューに答えてくれます。
「大変ですね」と慰める私。でも・・・。外の取材車には、水が積んであるんです。
「おばあちゃんどうぞ」と、水をあげれば良いではないか!では、その隣の人には? 

他の人にも何かあげなくていいのか? 最初の1週間はそんなことが次々と起こりました。

被災地で報道人として、一人の人間として、どう生きれば良いのか?
悩みや葛藤も含めて被災地の真実と、報道人の本音を正直につづりました。

物資の少ない被災地で、食料の少ない地で我々はどう生きていたか。
どこで寝て、どこで何をたべていたのか?という、震災取材の裏側も思いきって書きました。

上司が「ここまで書きますか?」と案じてくれる部分ありましたが、書きました。
しかし「暴露本」ではありません。1000年に1度の震災です。

あの時、あの場所で何があったのか? 
それを、笠井の目を通してつづる報道側の「情報開示」だと思っています。
それを記録することは、残すことは重要だと思うのです。

「あえて、被災者にきつい質問をするわけ」ですとか、
「津波の映像を撮りたいと思っていた自分がいた」という、心の奥、
「どんな悲惨な時でも、リポートするタイミングを意識していた」など
人としてどうなんだ、と言われそうな報道人のシビアな部分も織り込みました。

印税は1円ももらいません。全額義援金に回す本です。
覚悟して書きました。

もし、興味がおありでしたら、飛ばし読みで結構ですから、本を開いてくださるとありがたいです。

「僕はしゃべるために ここ(被災地)へ来た。」 
著者・笠井信輔
産経新聞出版 価格・1365円 (印税は義援金へ) 発売中


笠井さんとは、フジテレビ時代からお付き合いがあり、宝塚友達でもあります。
出版のお知らせを頂き、これは、とても読んでみたいと思いました。
アマゾンで購入しました!印税全額義援金がすごいですね。読書の秋にしたいですね

笠井アナより「皆さんの大変優しいお言葉が胸に熱くなりました。本当に本当にありがとうございました」
 とのメッセージが届きました!そして、多くの方に伝えたいので、転載可との許可を頂きました!
 

転載元: ★アナウンサーのひとりごと★藤川奈々


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